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2026.6.12 2026年3月期(第92期) 決算説明動画
2026年5月27日に開催した、証券会社様・アナリスト様向け2026年3月期(第92期)決算説明会の動画です。
また、決算説明会での質疑応答より、抜粋したものを下記に記載します。
===決算説明会 質疑応答から抜粋===
Q. 貸倒引当金について、約20億円の案件に対し、前期は約半分を引当計上していますが、今期も追加引当を織り込んでいますか。あわせて今後の見通しを教えてください。
A. 当該案件は業績動向を踏まえ、前期に引当を積み増したものです。現時点で経営破綻等の緊急性はなく、追加引当の予定はありません。
Q. 支払いが遅延するものの回収可能な場合、将来の戻し入れの可能性はありますか。
A. 可能性はあります。一部、戻し入れの可能性はありますが、時期は未定です。
Q. 今期計画には追加引当も戻し入れも織り込んでいないと理解してよいでしょうか。
A. はい、現時点ではいずれも織り込んでおりません。
Q. 前期は貸倒引当金で約9億円の一過性費用が発生しており、実態営業利益は40億円近くと見ています。一方で今期は約20億円の減益計画ですが、この減益の実現可能性と背景を教えてください。
A. 前期・前々期は高採算案件が多く高収益でしたが、これらは前期でほぼ一巡しました。今期はその反動で利益率が低下し、大幅な減益を見込んでいます。
Q. 受注残237億円に対し、今期売上計画は190億円ですが、売上はある程度見えているのですか。
A. 当社は進行基準を採用していますが、受注残のすべてが当期売上となるわけではなく、新規受注分も含めて190億円の売上を見込んでおります。受注状況により一定の変動リスクがあります。
Q. バッテリー需要減速の中で競争環境はどう変化していますか。
A. 電池関連需要の減速を受け、各社で事業領域の見直しが見られる中、競争環境が変化しています。その結果、利益率は低下傾向にあり、受注環境は厳しい状況です。
Q. AIやデータセンター関連の需要拡大で構造変化はありますか。
A. まさに、電池減少分は機能性フィルムが一定程度カバーしたような状況です。MLCCや半導体関連向けの案件が増加しています。
Q. それら分野には期待できますか。
A. 一定の期待はありますが、競争も激しく、受注環境は引き続き厳しい見通しです。
Q. ROE・PBR改善に向けた考えを教えてください。
A. PBRは1倍以上を目指す必要があると認識しています。ROEについては利益水準に大きく依存するため、利益の拡大、あるいは資本を活用した投資により効率的に利益を上げていく方針です。
Q. 調達環境やコスト動向について教えてください。
A. ナフサ影響は現時点では限定的ですが、6月以降は一部で供給に不透明感があります。特にシンナーの不足が見られます。コストは有機溶剤や石油製品を中心に上昇しており、今後の影響を見込んでいます。
Q. 7月以降の調達リスクは残ると見てよいでしょうか。
A. 代替調達を進めていますが、見通しは不透明であり、リスクは残っています。
Q. コスト上昇の価格転嫁は可能でしょうか。
A. 現状では受け入れは難しいと認識しています。ただし、極端な上昇があれば協議の可能性はあります。
Q. Dürr社との協業状況について教えてください。
A. コミュニケーションは継続していますが、案件は減少しており、受注は低調です。2025年3月期は一定の受注がありましたが、2026年3月期は大型案件はなく、当面の見通しも限定的です。
Q. 協業は継続する方針でしょうか。
A. はい、提携解消は考えておりません。